魚屋が教える、回転寿司オススメネタベスト3!
1皿100円で食べれる回転寿司が当たり前の日本。
街中でふとした時に寿司屋さんを見つけると思わず入りたくなりますよね。
魚の原価が高騰している中、企業努力によって回転寿司チェーン店のレベルはますます上がってきています。
魚屋の僕が寿司屋に立ち寄ったときに必ず頼む寿司ネタベスト3を記事にしました。
主観なので参考にならないならすいません。
一応、それぞれの寿司ネタ豆知識と一緒にご紹介していこうと思います。
今回この記事で紹介していくネタは以下のルールで選定しています。
今回のルール
- ごく一般的なチェーン店で扱いのあるネタ
- 定番商品として置いてある可能性が高いネタ
- 100円~200円の回転寿司ネタを想定
寿司屋で優先して頼むべきネタ ベスト3
第1位 はまち・ぶり
譲れない第1位は「はまち」に決まり!
自分も毎回頼んでいる寿司ネタです。
回転寿司でも低価格で並んでいることが多いですが、おすすめポイントはその安定さ。
どこに行っても常に脂が乗っているはまちが出てくる。
むしろ、はまちが美味しくない店は一切信用できない自分がいます。
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第2位 いわし
まさかのランクイン!?いえいえ、必然です。いわし!
完璧に主観的意見です。
5月から7月の梅雨に旬を迎えるいわしは、回転寿司で頼んでも脂のりのり。美味い&安い!
普段いわしを頼まない人もこの時期だけはいわしを頼んでみるべき。常識が覆る可能性ありです!
レーンにいわしが流れていたらネタをチェックしてみよう。
白い脂の層が見えたらチャンス!頼もう。
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第3位 サーモン
世間の好きな寿司ネタランキング堂々1位のサーモンは第3位。
世界的に需要の高いサーモンは毎年原価が上昇傾向にあり、各社ともに企業努力を務めている。
3位の理由はチェーン店毎にネタのランクにバラつきがあること。
アトランティックサーモンとトラウトサーモンがあるが、前者の方が原価も高く味もいい。
サーモンが他の皿より高価なお店は良いサーモンを使ってる可能性が高い。
しかし「焼き」「あぶり」のサーモンは大体トラウトサーモン。
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他の寿司ネタの情報もいくつか載せちゃいます。
個人的によく頼む寿司ネタをいくつか紹介します。
紹介しているネタは今後回転寿司に行くときに意識して見てみてください!
青魚編
しめさば
ダークホース。回転寿司のしめさばはノルウェー産を使っていることが多いです。
侮ることなかれ、国産サバに比べて数倍脂が乗っています。
まぐろ編
バチトロ
メバチマグロの腹身のこと。解凍メバチマグロを使っているお店が多く、ひんやりしていて、でも口の中に脂が広がります。
注意点としてはお店毎にランクに大分、差があります。
びんとろ
びんちょうまぐろの腹身。
あっさりしているびんちょうまぐろだが、腹身だけは脂もありネットリとした食感。
とろたく巻
ねぎとろとたくあんで、とろたく巻き。好き。美味しい。
たくあんも好きな人にはたまらない。
白身魚編
ヒラメ
基本的には他のネタより高めの金額設定の場合が多いですが、お店によっては同じ値段で置いちゃってます。
原価は高く市場でも高級魚の扱いです。
脂は少なめのお魚。
かんぱち
ぶり・はまちより食感がしっかりしている。
しかし脂も乗っていて原価も高めの為、同じ値段で販売していたらラッキーです。
えんがわ
好きな人の多いえんがわ。
ひらめのえんがわは希少ゆえに高値。故に、主な原料はカラスガレイのエンガワです。
大葉と一緒に出てくるこのネタがすごく美味しい><
貝類
ツブマヨ
ツブ貝とマヨネーズを和えたもの。主に軍艦で出てくることが多いです。
コリッとした食感がたまらない。必ず食べます!
みる貝
貝の中で一番美味しいと思います。
ただし、基本的には小ぶりのミル貝を使用しているところが多い。
チェーン店によってランクが全く違います。
回転寿司で食べるべきオススメの寿司ネタ ベスト3 まとめ
ということで、完璧に主観になってしまいますがオススメの寿司ネタを紹介していきました。
最後に記事の内容をざっくりとまとめちゃいます。
- はまちは忘れずに絶対に食べろ!はまちが美味しくない店には行くな!
- 夏、特に梅雨の時期のいわしは必ず注文!脂がのっているぞ!
- サーモンは生を食べよう。「焼き」に惑わされるな。
今後あなたが寿司屋に行くときの参考になれば不幸中の幸いってやつです。
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